ロングスカート着用時の足元のマナー
ロングスカートを着用する場合足元がほとんど隠れるからといって気を抜いてはいけずむしろスカートの裾からわずかに覗く足元にこそその人の美意識とマナーへの理解度が表れるため細部まで手抜きは禁物です。まずストッキングに関してはロングスカートであっても必ず「黒の薄手ストッキング」を着用するのが基本であり素足はもちろんのこと厚手のタイツ(60デニール以上)や柄入りのストッキングはカジュアルに見えてしまうため厳禁とされていますが真冬の極寒時や高齢の方に限り透け感の少ない厚手のタイツも許容される傾向にあります。靴に関しては最もフォーマルなのは布製または革製のシンプルな黒のパンプスでありエナメル素材や光沢のある金具がついたもの、殺生を連想させるクロコダイルやヘビ革風の型押しデザインはNGでありつま先が出るオープントゥや踵が出るミュールもマナー違反です。ロングスカートの場合歩行時に裾を踏んでしまわないようにある程度のヒールがある方が歩きやすいですがピンヒールのように細すぎるものはカツカツと音が響きやすく不安定なため太めのヒールで高さ3センチから5センチ程度のものが安定感もあり見た目にも美しく推奨されます。また意外と見落としがちなのが靴の中敷きや裏側でありお座敷に上がる際に靴を脱ぐ場面もありますので中敷きが派手な色であったり汚れていたりすると非常に恥ずかしい思いをしますし脱いだ靴を揃える際のマナーも見られていますので靴のメンテナンスも忘れずに行っておきましょう。足元は「おしゃれ」をする場所ではなく「身だしなみ」を整える場所と心得てロングスカートの品格を損なわないような控えめで清潔感のある足元を演出することが大人の女性としての嗜みです。