喪服として購入したロングスカートは葬儀以外で着る機会がないと思われがちですがデザインやコーディネート次第では法事やお別れの会あるいは卒業式などの式典にも着回すことができる汎用性の高いアイテムにもなります。例えばジャケットとセットアップになっているロングスカートの場合ジャケットを変えるだけで印象をガラリと変えることができ黒のジャケットからグレーやベージュのツイードジャケットに替えれば卒業式や七五三といったお祝いの席にもふさわしい落ち着いたママスタイルに変身します。またインナーを黒のブラウスから白のフリルブラウスやパステルカラーのカットソーに変えるだけでも顔周りが明るくなり喪服特有の重苦しさが消えてフォーマルな行事に適した装いになりますしコサージュやパールネックレスなどのアクセサリーを華やかなものにすることで慶事仕様にアレンジすることも可能です。法事の席ではジャケットを脱いでカーディガンを羽織ることで少しリラックスした雰囲気を出しつつきちんと感をキープすることができますし黒のロングスカート単体であれば手持ちのシンプルなニットやシャツと合わせてちょっとしたお出かけ着やレストランでの食事会などに活用することもできるでしょう。ただしあくまで元が「喪服」であるため素材感や色の深さが独特であることを考慮しあまりにもカジュアルなアイテム(Tシャツやスニーカーなど)と合わせるとチグハグな印象になってしまうため合わせるアイテムも一定の品格があるものを選ぶことが着回し成功の秘訣です。タンスの肥やしになりがちな喪服のロングスカートですが「質の良い黒のロングスカート」と捉え直すことで活用の幅が広がり一着持っているだけで様々なフォーマルシーンに対応できる頼もしいワードローブの一員となるのです。